雑談172

脆くなってしまった血管を補修し、血管の土台作りに欠かせないタンパク質の摂り方についてお話しします。 
血管の材料となる良質なタンパク質を選ぶ際、大切にしたいのは質とタイミングの最適化です。 
まず、タンパク質を構成するアミノ酸の中でも、特に血管壁の弾力に関わるグリシンやプロリンを意識して取り入れましょう。
これらは鶏肉の皮や魚の煮こごりといった、コラーゲンを多く含む食材に豊富です。
また、血管内皮細胞を保護するアルギニンが含まれる大豆製品やナッツ類を組み合わせることで、血管を修復する力がさらに高まります。 
次に、動物性と植物性のタンパク質を「1対1」の割合でバランスよく摂取すること。
動物性は吸収効率に優れますが、脂質の摂りすぎが気になることもあります。
一方で大豆などの植物性は、血管に有害なコレステロールを含まないだけでなく、抗酸化物質も同時に摂取できるという利点があります。
この両輪を揃えることが、血管を丈夫に保つ秘訣です。 
そして最も重要なのが、一度にたくさん摂るのではなく、三食に分けて「こまめに」摂取することです。
タンパク質は体に貯蔵しておくことができないため、一度に大量に食べても吸収しきれず、血管の補修に回されません。
特に、夜の間に修復が行われることを考えると、夕食にしっかりと良質なタンパク質を配置することが、翌朝の血管のしなやかさに直結します。 
さらに、タンパク質が血管の材料として組み立てられるためには、ビタミンCや鉄分が不可欠です。
赤身の肉や魚を、レモンや色の濃い野菜と一緒にいただくという、昔ながらの知恵は非常に理にかなっています。 
これまでの不足分を補い、血管を再構築していくためには、まずは朝食に卵や納豆をプラスするといった小さな変化から始めるのが現実的です。 
朝にもタンパク質をとったほうがいい理由:

1、睡眠中に枯渇した栄養を補うことで、身体がエネルギー源として筋肉を分解するのを防ぎます。

2、食事誘発性熱産生により体温が上昇し、1日の消費カロリーを底上げして痩せやすい身体を作ります。

3、日中の活力を生むセロトニンと、夜の快眠を促すメラトニンの原料となり、生活リズムを整えます。
朝は軽めだから毎食タンパク質を摂るのは大変という方もいらっしゃるでしょうが、ゆで卵やヨーグルトなどで少しでもタンパク質を意識して摂れるといいですね。