フレイル

フレイルとは、高齢による衰弱・虚弱のことです。
老化にともなって体の機能が低下し、脆くなり、健康障害をおこしやすい状態です。
病気にかかりやすくなったり、入院、ストレスに弱い状態になります。
風邪をひきやすく、治りにくく、肺炎になったりします。
転倒しやすく、打撲や骨折しやすくなります。
健康障害には、要介護状態・生命予後などを含みます。
早めに気づいて対策すると、健常状態へ改善したり、要介護状態になる可能性を減らせます。

フレイルティは要介護状態になる前段階としてとらえることができます。
実際に後期高齢者が要介護状態に至る原因は、脳卒中のような病気よりも「高齢による衰弱」が要因とする割合が高くなります。
加齢による栄養吸収能力の変化はほどんどないとされていますが、ヘリコバクター・ピロリ菌によって、胃腸に問題がおきることで、消化・吸収機能が落ちます。
基礎代謝が加齢とともに減っていきます。
特に男性で減少率が大きいとされています。
男性では40代に、女性では50代にガクッと減ります。
加齢によってタンパク質の消化吸収が低下することはないとされますが、空腹時に運動すると、筋肉が分解されてアミノ酸を作り出そうとしてしまうので、運動後1時間ほどでタンパク質をとったほうがいいといわれています。
食べ過ぎは、生活習慣病に直結するので、肥満・糖尿病・脂質異常症・高血圧・メタボリックシンドロームや動脈硬化性疾患を引き起こします。
ですが、後期高齢者においてはその限りではないという話もあります。
①体重減少、②疲れやすさ(主観的疲労感)、③日常生活(身体活動)活動量の減少、④歩行速度(身体能力)の減弱、⑤筋力(握力)の低下のうち三項目が当てはまればフレイルティとされ、1〜2項目が当てはまるときはフレイルティ前段階とされます。