雑談51

昔そんなに食べていないのに痩せないむしろ年々体重が増えるが口癖の人がいました。
聞くと確かに三食の量は多くないのです。
ただとても小柄で筋肉は細く活動量は少なく運動習慣も全くないので、1日の消費カロリーは1,600Kcalくらいなのです。
そして毎日菓子パンかケーキを食べていました。
それらのカロリーは、メロンパン約350Kcal、あんドーナツ約350Kcal、クリームパン約290Kcal、ベイクドチーズケーキ約320Kcal、ガトーショコラ約280Kcal、モンブラン約430kcal等々…
どれも脂と糖質が多く使われているので、かなりのカロリーです。
運動不足かつ活動量も多くない人は、簡単に消費カロリーより摂取カロリーが上回ってしまいます。
毎日100kcal余分にとっていると、72日後に脂肪が1kg増えます。
一年後は脂肪が5kg増えることに…
だからと言って、こういった消費カロリーが少ないタイプがケーキ食べたさに食事を減らすと、栄養バランスが偏ります。
それを続けると、疲れやすいとか風邪ひきやすいとか末端が冷えてつらいとか髪がパサパサするとか爪が割れやすいとか肌が乾燥しやすいとか脂っぽくニキビができやすいとかシワが深くなったりたるみがひどくなったり等々体調や外見に不調が表れますし気力にも影響します。筋肉も減るので、肩こりや腰痛、膝痛も悪化します。
どうしてもケーキを食べたかったら、一日の活動量や運動量を増やす、ケーキの量を半分にする、毎日ケーキを食べない、例えば週一にするなど、工夫してみてください。
食事の栄養バランスが崩れていると、代謝が悪くなるので、ケーキで接種したカロリーを蓄えられてしまいます。
食事の満腹感、空腹感と現実の乖離が生まれるのはこのためです。
「そんなに食べていない(感じがする)のに、体重が増えてしまう」
逆に栄養バランスが整っていると、食べたものを消費しやすい脂肪が燃えやすい身体になります。

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