雑談219

乾燥が気になるようになってきましたね。
スキンケアはもちろん大事ですが、食事も気をつけたいところです。
糖質って良くないんだってね〜となんとなく抜くと、いろいろ弊害があります。

炭水化物は糖質と食物繊維からなり、ご飯やパン、麺類、いも類、果物などに多く含まれます。
どの栄養素も摂りすぎは身体に悪いので、糖質に限った話ではありません。
自分が一日にどれくらいの糖質を摂っているのか、ちゃんと調べてもいないのに、なんとなく抜くと、身体が萎んで見えたり肌がカサカサになったりします。
この現象には、身体の中の水分保持システムと代謝のメカニズムに基づいた明確な理由があります。

まず、身体が萎む大きな原因は身体の中の水分貯蔵量の減少にあります。
炭水化物は身体の中でグリコーゲンとして筋肉や肝臓に蓄えられますが、このグリコーゲンは1gあたり約3gから4gの水分と結びつく性質を持っています。
糖質制限によってグリコーゲンが消費し尽くされると、結合していた大量の水分が身体の外へ排出されて体液が減少します。
その結果、筋肉や組織の水分が抜けて張りが失われ、全体的に萎んだ印象になります。

次に、肌がカサカサになる原因はバリア機能と代謝の低下です。
身体全体の水分貯蔵量が減ることで皮膚へ供給される水分も減少します。
さらに、糖質は細胞が分裂や再生をするための主要なエネルギー源であるため、これが不足すると肌の代謝速度であるターンオーバーが遅れて古い角質が表面に残りやすくなり、カサつきやゴワつきを招きます。

また、極端な食事制限はホルモンバランスに影響を与えて皮脂やセラミドの分泌量を低下させるほか、総摂取カロリーが大幅に不足すると、身体は生命維持に直結しない肌の修復の優先順位を下げてしまいます。
乾燥肌を防ぎつつ身体を引き締めるための対策としては、食事の調整が必要です。
血糖値を急上昇させにくい玄米やオートミール、サツマイモなどの良質な複合炭水化物を適切に摂取して水分保持力を維持します。
糖質はすぐに使えるエネルギー源なので、そこから得るエネルギーが不足すると、脂肪をエネルギーに換えるよりも先に、筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
結果、体重は減りますが、筋肉が減ってしまい、疲れやすく、痩せにくく太りやすい身体になります。
そうならないためにも、適度なエネルギーは糖質で摂る方がいいのです。