雑談178
健康の鍵を握る腸内環境が、実は血管の若さにも大きく関わっていることがわかってきました。
お腹の中の環境を整えることは、単にお通じを良くするだけでなく、血管の老化を防ぐことにも直結しています。
まず、腸内の善玉菌が食物繊維を食べて作る短鎖脂肪酸という成分には、血管の炎症を抑えてしなやかさを保つ働きがあります。
また、血圧を適切にコントロールする手助けもしてくれるため、血管にとっては心強い味方です。
一方で、お肉や脂っこいものに偏った食事を続けて腸内環境が悪化すると、悪玉菌が血管にダメージを与える物質を作り出してしまいます。
この物質は、血管にコレステロールが溜まるのを促してしまい、動脈硬化を早める原因になることが研究で示されています。
実際約4000人を対象とした3年間の追跡調査では、腸内の悪玉菌が作る物質の濃度が高い人ほど、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高かったという報告がされています。
血管を若々しく保つためには、腸内の善玉菌を元気にすることが大切です。
野菜や海藻などの食物繊維を積極的に摂り、納豆やヨーグルトなどの発酵食品を取り入れる習慣が、そのまま血管を守ることにつながります。
