雑談160
何かにぶつかって、腫れたり、傷ついたりすると、炎症が起きます。
それは免疫機能が働いて、ウイルスや細菌などから身体を守る働きです。
ズキズキと頭痛がしたり、ぎっくり腰で痛めたりした時も、炎症が起きていて、見た目でわからなくても体内で炎症が起きていることがあります。
これらは短期間で回復していきますが、長期間炎症反応が続くことがあり、それを慢性炎症といいます。
急性期の炎症と違って、あまり自覚なく続くので、血管や組織、内臓などが徐々にダメージを受けていき、病気のリスクが上がります。
肥満による脂肪細胞から炎症物質が分泌され、それによりインスリンの効き目が悪くなり、糖尿病のリスクが上がります。
血管壁で炎症が起きると、コレステロールが溜まりやすくなり、心臓血管系の病気のリスクが上がります。
慢性炎症により酸化ストレスが増え、細胞のDNAや細胞膜が傷つき、癌などの様々な病気のリスクが上がります。
慢性炎症が続くと、過剰な免疫反応を起こし、自分自身の健康な組織を攻撃する自己免疫系の病気のリスクが上がります。
脳の慢性炎症により神経細胞が破壊されたり機能低下を起こし、アルツハイマーなど認知症のリスクが上がります。
慢性炎症が続くことで細胞や組織が傷つくと、関節軟骨が破壊され、関節炎や関節症のリスクが上がります。
慢性炎症の主な原因は、肥満、喫煙、アルコール、睡眠不足、偏った食事、ストレス、運動不足です。
