骨の強化

骨粗鬆症は高齢者や閉経後の女性の病気だと思われがちですが、全く運動しない若い人も他人事ではありません。
会社が家の近く、または在宅、デスクワーク、ほとんど外出しない、またはどこにいくにも車で行く、運動はキライで一切しない。
そういう方々は、早めに対策した方がいいかもしれませんね。

骨粗鬆症が見つかって引退せざるを得なくなったプロの自転車選手(20代男性)がいます。
自重を自転車が支えてくれるので、関節への負担がかかりにくく、長時間乗り続けれらることが利点とされますが、骨の成長には重力と長軸に対しての刺激が必要なため、自転車ばかり乗っていると、骨への刺激が不足し、作られなくなるので、骨粗しょう症になってしまいます。
骨を鍛えるには、ジャンプをしたり、骨に付いている骨格筋を鍛える筋トレで刺激を与えるなどです。
歩いたり、走ったり、踊ったり、飛び跳ねたり、鍛えたりすることで強くなります。

ちなみに自転車と同じように水泳も骨への負荷は少ないので、それだけだと骨密度は低くなります。
どちらも関節の負荷は少なく、心肺機能を鍛えられる運動なので、とてもいいスポーツですが、この点だけは覚えていた方がいいと思います。
ただ、高齢になっても自転車や水泳をし続けている方々は、活動的なので、その他にも旅行や遊びなど動き回っていて、骨粗しょう症の心配はないかな?といった感じです。
むしろ、本当にインドアで、ダイエットを繰り返す女性が一番リスクが高いかな?と思います。