雑談119

昔合気道をしていた頃に覚えていまだに役に立っていることの一つは、腕を動かすときは小指を意識するということです。
合気道では丹田に集中することが大事です。
丹田は臍下三寸の位置、下腹部にあります。
これは要は身体を動かすときにアウターマッスルに頼るのではなく、インナーマッスルで動かすということを意識させるためです。
小指を意識するのも、インナーマッスルを使って動かすためです。
インナーマッスルから動かすためにちょうどいい姿勢が、身体にとってもいい姿勢であり、その姿勢で動くことで、疲れにくくなります。
疲労感や回復力なども変わります。
合気道をやめても、この感覚を大事に生きてきました。
何かに真剣に取り組んで、身体に染み込ませると、その感覚は財産になると思います。

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