雑談116
これほどSNSが取り沙汰されていなかった頃に、
「テレビで見たんだけど、ネットではこう言ってるんでしょう?」
と、パソコンもスマホも利用しない人に聞かれることが多々ありました。
そう聞かれても、ネットの世界は広いので、皆が同じサービスを使っているわけでもないですし、同じサービスを使っていたからといって、みんなが同じものを見ているわけではないのです。
SNSで誰かの発言が拡散されていても、その意見は利用者の総意ではありません。
テレビで取り上げられても、それはどこかの誰かが言っていた発言を拾ってきて、紹介しているだけです。
そもそもほとんどの利用者は、見てるだけの人の方が多いですし。
そういった人たちのことをサイレントマジョリティ(物言わぬ大衆)といいます。
別にSNSに限った話ではなく、どこにでもいますよね。
逆は、ノイジーマイノリティ(声高に主張する少数派)。
声が大きい人は声が大きいだけです。
正しいとか、間違っているかは別問題。
ただの道具ですから、内容が大事。
誰かの発言を鵜呑みにすることが危険なのは、なんの媒体もそうですよね〜