雑談88

早くも天気予報に30度近くなる日が現れてきましたね。
今年も熱中症には気をつけたいところです。
体内に水分を維持するためには、その70%が水分である筋肉が重要です。
筋肉量が減ると、体内に保持できる水分量も減ってしまいます。
高齢の方の水分は、人体の50%に減っています。
特に少食の痩せ型で日中の活動量が少なく運動習慣がない、若い頃より筋肉が減ってしまった高齢の方は、体内の水分量が少ないので、食事や水分補給が不足すると熱中症になりやすくなります。
糖質が体内で分解されて留まるのにその三倍くらいの水分が必要になるので、適量の糖質をとることも大事です。
適量の糖質とはどのくらいかというと、1日に必要な摂取カロリーの約半分です。

例えば一日の摂取カロリー1,700kcalの人が取るべき糖質の量は、おおよそ230〜255gです。
お茶碗一杯(白米約150g)に含まれる糖質は約53gですので、三杯で159gです。
他には、それぞれの食品に含まれる糖質、調味料として砂糖やハチミツ、また甘味、フルーツでとることもできます。
食品に含まれるものもあります。
普段はタンパク質でカウントしている納豆でも、約3gの糖質が含まれています。
飲料の水分摂取だけでなく、バランスのいい食事をして、脱水症状にはお気をつけください。