雑談149
日本人に日常的に不足しているといわれている栄養素は、
・カルシウム
・ビタミンD
・食物繊維
・鉄分
・カリウム
これらが不足した状態が続くと、骨が脆くなり、腸に負担がかかり、貧血になりやすく、塩分を排出しづらくなります。
そうして骨折や、大腸がん、腸閉塞、腎機能の低下、心不全、高血圧、不整脈、頻脈、うつ病、認知機能の低下、脱毛、免疫機能の低下、足が攣りやすくなる……等々のリスクが上がります。
上記プラスして、
65歳以上に特に不足している栄養素は、
・タンパク質
加齢によって筋肉を作る力が衰えるため、若い頃よりたくさん摂取する必要があります。
不足すると、筋肉量が低下し、自力で歩けなくなるリスクが上がり、骨折しやすくなります。
そして栄養素というか、最早エネルギーそのものが不足している方も。
食欲が減ったり、行動量が減ったりすることで食が細くなり、必要なカロリーに達していない人が増えます。
カロリー不足ということは栄養不足ということです。
日本人の65歳以上の20%がBMI20以下です。
65歳以上はBMI21.5〜25未満が普通体重とされます。
これは、65歳以上のBMIが20を下回ると、死亡率が上昇するためです。
低体重だと、筋肉量を維持できず、免疫機能も落ち、骨折、転倒、寝たきりのリスクが上がることと、感染症にかかったときに体力がもたなくなります。
BMIの計算方法:「体重(kg) ÷ (身長(m) × 身長(m))」
65歳以上の場合の普通体重は、21.5〜25未満なので、
身長150cmの方の場合、約49〜56kgが65歳以上の普通体重です。BMI20は、45kgです。
身長165cmの方の場合、約59〜68kgが65歳以上の普通体重です。BMI20は、54.5kgです。
BMIは身長と体重しか見ないので、筋肉量と脂肪量はわかりません。
厳しい筋トレをしているような方で、筋肉量が目に見えて他と違う方は例外です。
それでも一般の方には一定の目安になります。
目安なので、0.1の単位まで気にする必要はありませんし、普通体重じゃないからダメなんだとか、そういうんじゃないですよ。
適度な脂肪と適度な筋肉がある普通体重の範囲内の方が、病気になるリスクは減りますよという話です。
何事も個人差や例外があります。
当然、普通体重範囲内でも病気になる方はいますし、範囲外でも凄く元気って方もいます。
ただ、多くの人にはそういう傾向にあるので、参考になる部分があるってことです。
ここでは65歳以上のことを書きましたけど、昨今の10〜20歳代の日本人女性の低体重信仰は行きすぎてますね。
BMI16を目指したりしていますし、そのまま続けたら、20代30代のうちから上記の病気(骨折や、腸閉塞、腎機能の低下、心不全、高血圧、不整脈、頻脈、うつ病、認知機能の低下、脱毛、免疫機能の低下、足が攣りやすくなる)のリスクが上がります。
若いうちに老化が進むってことなので、本人たちがそうはなりたくないと思っているだろう状態へわざわざ最短で向かっているという……
