雑談117

高校卒業以降、運動らしい運動もしないで過ごしてくると、年齢と共に自然に老化していきます。
30歳以降は筋肉が徐々に衰えていきます。
50代で20代の筋肉量の約20%が、
60代で20代の筋肉量の約30%が減っています。
そうこうするうちに、姿勢が悪くなってきます。
運動不足で筋肉量が少なくて、姿勢がいい人ってほとんどいません。
姿勢を維持する筋肉が減ると、骨盤を立てづらくなり、腰が曲がり、猫背になり、首が前に出やすくなります。
腰が曲がると、膝にも負担がかかります。
頭が前に出て、首がストレートネックになり、肩が前に入り、背中が丸くなり、腰が曲がり、膝に負担がかかります。
そうなると、顔がたるむ、二重顎、背中が曲がる、下腹が出る、お尻が垂れる等の見た目の変化だけでなく、頭痛や、肩こり、背中の痛み、腰痛、股関節痛、膝痛等々……身体の不調に繋がります。
そして60代で太もも、ふくらはぎの筋肉が一気に減ると、寝たきりや介護のリスクが上がります。
それなら運動しよう!とその姿勢のままスクワットをしたら、腰や骨盤周囲の関節痛を起こす可能性があります。
運動の前に、まず正しい姿勢を取れるか、ゆっくり動かしてみて、おかしな箇所がないか確認してから行ってください。
筋肉の減少は、定期的な運動を続けていれば、大分防げます。
継続が大事です。
続けてみてください。
もう何十年も動いていない方でも、動かし続けていれば、徐々に筋肉量は増やせます。
ずっと動いてこなかった方が、すぐに手取り早く増やすことなんてできませんが、動かし続ければ必ず増えます。

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