雑談106

必要のない食事制限はおすすめしていませんが、注意しないといけない体重増加はあります。
運動習慣のないまま年齢を重ね、特に出かけるような趣味もない方は、定年後どうなるか。
通勤時電車で遠方まで通っていた方や就業中に歩き回ることが多かった方ほど、その活動量が一気に減るので、体重は増えていきます。
食事でとるカロリーから消費カロリーを引いて残ったカロリーによって増量(または軽減)の数字が変わります。
毎日カロリーが200kcal多かった場合、単純計算で一年で10kg以上体重が増えます。
そうなると、活動量が減って筋肉が減っているのに、急な増量で腰や膝など関節に負担がかかり、痛めやすくなるという辛い状況になります。
運動していない、活動量も少ない人の1日の摂取カロリーは、個人差はありますが大体1,600〜1,700kcal代です。
逆に活動量がそこそこある方の場合、2,000〜2,200kcal代くらいが多いかと思います。
トップアスリート並みになると、4,000、5,000〜7,000kcalなんて人たちもいます。
1,600〜1,700kcalって、三食食べてれば簡単に達します。
働いていた時は2,000kcalとっていても太らなかった人が、仕事を辞めて運動もしない日々を続けると、たとえ食事を減らして1,800kcal代にしても、100〜200kcalほど余ってしまいます。
すると、そんなに食べていない感覚なのに体重が増えていきます……
どうすればいいかはもうお分かりですよね。
毎日ちょっとの運動を続けることでそのギャップを埋められますし、筋肉の減少を食い止められます。
腰痛予防や膝痛予防にもなりますよ。

その他

前の記事

雑談105
その他

次の記事

雑談107