雑談74

基礎化粧品の情報を見ていると、「攻めの美容」という言葉が出てきます。
いろいろな成分が含まれていたり、効能が謳われている基礎化粧品を使うと、ワンランク上の美肌になる効果が期待されているイメージ。
心のどこかで、今よりも優れた肌の状態があると考えているような、そんな人に向けて使われている言葉のようです。
例えば炎症があったら抑えるとか乾燥してトラブルがあったらそれを治すとかそういうことではない、トラブルはないけれど老化した肌が若返るような何か特別な成分がこの世のどこかにあるのではないか。
そんな風に捉えて、次々に商品や美容法を探し求め流離うようになる人もいます。
今よりワンランク上の肌って、なんとなく魅惑的で希望がありますよね。
でもそんな基礎化粧品は存在しないんじゃないかな〜と思っています。
誰でもお金を出せば買える状態の商品に、そんな力はないのでは?
いろいろな美容成分を入れることはできても、それがどれだけ意味があるかは別というか…
画面の向こうの美しい人たちは、プロの化粧法、ライト、画像加工、映像加工等々で実際よりさらに美しく演出されているので、〇〇さんが使ってるから〜と言うのはナンセンスです。
顔中黒子だらけの人が化粧で全くシミそばかす黒子のない透明感のある肌の持ち主として提灯記事に書かれている女優を何人も知っています。
それが悪いと言いたいわけではありません。
イメージ戦略、表現の一つです。
ただそこに憧れて目指しても、そもそも存在しないものなので、決して辿り着けません。
もちろん、肌質に合う基礎化粧品を使えば、保湿が長続きして乾燥によるシワがなくなるとかそういう改善はあります。
そういうものは今より良くなったというよりも、本人が原因とも思っていなかったような原因が解決しただけです。
刹那的な手段ならあります。
今より若く見せたいと美容整形の施術を受けたら、その時は若く見えるでしょう。(希望通りにならないリスクはあります)
人体は異物を排除しようとするし、傷は治そうとするし、その後も老化していくので、長続きはしませんが。
結局は現実と理想の狭間のどこに落とし所を見つけるか、それは人それぞれ違うので、利用するもしないも自分で納得して決めるのが大事なんだろうな〜と思っています。

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