雑談72

骨粗鬆症は高齢者のなるもの、まだまだ自分には関係ない。
若い人の多くはそう思っているかと思いますが、若者にも無関係ではありません。
高校の女子生徒が部活の練習のしすぎで疲労骨折。
幼い頃から自転車競技に熱中していた20代前半の男子選手が骨粗鬆症と診断され、競技を断念。
10代の頃から極端に食べないダイエットを繰り返した「やせ」の20代女性が骨折し、骨粗鬆症と診断。
理由は少しづつ違いますが、どれも実際にあります。
若い頃に骨量を増やせなかった人はその後の人生にも大きく影響します。
身体の外も中も、他の人より早く老化していきます。
美意識が暴走して極端なダイエットをすると、より美容に悪影響を及ぼすという結果に至ります。
今の若い日本人女性は「やせ」の割合が多くなっています。
中には摂取カロリーを1,000kcalにして、動かないで低体重をキープしてみたり、メチャクチャな人も。
SNSの影響が大きいといいます。
写真や動画などで、他人との比較に躍起になってしまうんでしょうね。
しかもそこに嘘にまみれたダイエット情報も出回っているんですよ。
そういうとSNSはけしからん!となりがちですが、今までテレビが担っていたものが舞台を変えただけです。
テレビのダイエット情報、健康情報も相当トンチキだったり、嘘にまみれていますから……
日本のダイエットって1960年代からブームがあったそうなので、随分悪影響があったんじゃないかなぁ〜と感じています。
その頃の20代って、今80代ですから。
どの年齢でも、極端なダイエットを繰り返してきた人たちがいます。
本当のことはつまらないし、大変だからイヤ、面倒なことは一切無し!簡単に痩せる!なんて情報は信じたいから信じてしまう。
成長期は栄養バランスのとれた食事をちゃんと食べて、適度に身体を動かして、適度に外出して、適度な体重でいると、骨量を増やせます。
これは本当に大事なことなんですけど、なんだか軽視されてますね。

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