雑談59
多くの人が同級生など同世代より自分の方が若いと言われたがっています。
自分が若者だった時、40代の同僚と働いていました。
初対面で「幾つに見える?」と聞かれ、直感で40代半ばだろうなぁと感じましたが明らかに若く見える答えを期待をされていたので誤魔化しました。
実際は44歳で、直感は間違ってはいませんでした。
とてもアクティブで若々しい印象の人でしたが、実年齢より特別若くは見えませんでした。
これは別に人による話ではなく、人の老化のスピードが早まる年齢は44歳と60歳なので、この頃に内臓など体内の組織にも皮膚などの表面的にも老化の変化が大きく表れるということです。
確かに綺麗で若々しい人であっても47歳が30代に見えることはないですし、綺麗で若々しい65歳が50代に見えることはありません。
40代以降は極端に上に見えることはあっても、極端に下には見えないものですよね。
同級生を見ても童顔の人は童顔の中年でしかなく、個人差が大きいとはいっても年相応の老化ってあるのだろうなぁと思います。
昔から高齢になったらグレイヘアにしたいなぁ〜と漠然と憧れていたのですが……
この話をすると「老けて見えるからやめた方がいい」とたくさんの人に言われました。
そこへこの老化の話を聞いて感じたことがあります。
例えば67歳の白髪染めをしているお洒落で若々しい人が白髪染めを止めたところで、67歳の白髪のお洒落で若々しい人になるだけだなと。
髪を染めているから67歳が55歳に見えるわけではないのと同じように、別に白髪にしたからっていきなり75歳に見えるわけではないんですよね。
素敵な人はそんなに変わらないものだなと感じます。
なので白髪染めを止めて老けるのではなく、白髪染めを止めるタイミングで一切外見に気を使わなくなる人が老けて年上に見えるのではないでしょうか。
髪の艶があり、スタイリング剤を使うことでまとまりがあってボサボサしていない、服装に清潔感とオシャレ感が漂っている、単純に姿勢がいいとか表情が元気そうで溌剌としているとか、そういうことの方が他人に与える印象に影響しそうです。
実年齢より若く見られると嬉しいという感情自体を否定はしません。
自分は実年齢より若いと捉えている人の方が、健康状態や生活習慣に良い影響を及ぼすそうですし。
ただ他人に若く見られることにこだわっていると迷走してしまう人もいます。
他人の評価にこだわるより自分らしいお洒落をして楽しんでいる人の方が結果的に若々しくなるのではないかな〜と思います。
ところで一瞬で今より若々しく見える方法があります。
それは骨盤を起こし、背筋を伸ばすことですよ。