雑談56

USAIDの続きです。
アメリカ下院外交委員会の公聴会でも取り上げています。
前回の他にも、USAIDは支援国の性転換手術に、観光のために、気候変動を教えるコンサルタントへの報酬、インターネットの荒らしと戦う方法を教えるために、個人の選挙の投票を手助けするために…等々資金を送ったようです。どれだけ出てくるんですか……
そうそう互いに陰謀論と主張し対立し合う構図には過去の事件が関係しているようです。
それは「地獄からのラップトップ(Laptop From Hell)」と呼ばれています。
2019年4月 ジョー・バイデン大統領(当時)の次男ハンター・バイデン氏がノートパソコン(ラップトップ)を東部デラウェア州の修理店に持ち込んだ後、未払いで取りに行かなかった。
→解析→麻薬、汚職、性的暴行を示す写真が大量に保存されていた。
→2020年10月14日ニューヨーク・ポストでこの事実が公開される。
→5日後に、ポリティコが「これはロシアからの偽情報である」と報道。
元CIA長官、長官代理他50人の元諜報当局者が署名「ロシアの情報操作の古典的特徴がある」
元国家情報局長はCNN取材で「ラップトップは古典的、教科書的なロシアのスパイ行為である」と主張。
→当時のTwitterや facebookはニューヨーク・ポスト側の記事を偽情報として扱い、関連情報は制限
→調査してもロシアが関わっていたという証拠は見つからない。
→ロシア偽情報説を裏付けていた元諜報当局者たちもFBIもだんまりを決めこむ。
→ロシア偽情報説を報道していたニューヨークタイムズやワシントンポストなどその他のメディアも、当初は否定していたハンター・バイデン氏本人もこのラップトップは本物と認めた
→FBIがSNSに圧力をかけていたと発覚。
FBIは沈黙することでロシアの情報操作説の流布を見逃し続けたと非難される
ポリティコの記者が「会社から圧力をかけられていた」と暴露
→バイデン政権からポリティコ(他情報機関、SNS、大手メディア)に資金提供がされていたのでは?と疑惑が燻ったまま。
→2024年6月 ハンター・バイデン氏に銃に絡む虚偽申告や脱税などの罪状で有罪評決。
→2024年12月 ジョー・バイデン大統領(当時)がハンター・バイデン氏の恩赦に署名。
〜そして今年バイデン大統領からトランプ大統領へ代わり、マスク氏率いる政府効率化省が国防省や教育省の支出を調査。
USAIDの資金提供の件が発覚したと。

ポリティコに有料アカウントを通じて800万ドル規模の購読料が支払われていたのは、それはサブスク代!それをもって政府に買収されていたとは言えない!陰謀論はやめてちょうだい!というのがポリティコ側の主張。
一方で事実を陰謀論として言論弾圧していたのはそっちだよね?それに政府が定期的に多額のお金を払っている時点で資金援助に見えるし、メディアとしての公平性がないよね?というのが反対陣営といったところですかね。
この件どうなるんでしょうね〜
情報が多すぎて全然きちんと追えていないんですが、何か抜けていたらすみません。

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