雑談48
以前も紹介しましたが、アメリカの映画プロデューサーであるワインスタインの罪について書かれた「キャッチ・アンド・キル」という書籍があります。
その中でワインスタイン事件によって表沙汰になった問題人物についても僅かに言及しています。
米NBCニュース「トゥデイ」看板キャスター、マット・ロウアーです。
これによって、ロウアーは20年間共同ホストを務めたNBCの情報番組「トゥデイ」の契約を解除されました。
ローナン・ファロー新刊本 元NBCキャスターの性的暴行疑惑を暴露
ただ、これは個人の問題として片付けられています。
テレビ局の妨害については、ワインスタイン事件の方で詳細に記述されています。
ワインスタインの事件では、30年以上誰もが同じような手口で被害に遭っていて、泣き寝入りさせられた人、拒否して仕事を干された人、業界追放された人、それをみて口を噤む人、多くの被害者がいました。
これらの前にも記事にしようとした記者がいたようですが、脅迫・恐喝・妨害などで黙らせてきました。
イスラエルの民間調査会社まで出てきます。
テレビ、映画界も、ワインスタインを守るように動いていましたし、それ以外に自局でも性犯罪を隠していたことが発覚します。
テレビ局の重役、上司、政界。
ワインスタインは民主党支持者で、オバマやヒラリーにも多額の献金をし、友人として有名でした。
権力同士が結びつき、一度は警察が動いた事件が、いきなり捜査打ち切りになったこともありました。
フジテレビはどうなりますかね…