雑談22

前回は食事のPFCバランスが崩れているのに、健康食品だけとっても意味はないといいましたが、ただの食材や食品もそうですよ。
健康にいいといろいろなものが紹介されては一時的に売り切れ、ブームが去ったら見向きもされないという現象がよくあります。
PFCバランスを整えるとエネルギー代謝がうまく機能します。
そこを無視してバランスが崩れたまま体にいいとされるものを食べても、たいしてよくはならないのです。
仮にある人がとある食品をとって体調が良くなったとしても、その人の日々の食事で不足していた栄養素が、その食品によって補われたためであって、みんなが同じものを食べているわけではないので、みんなに当てはまるものはないのです。

また、陥りやすいのは体にいいを免罪符にその食品を食べ過ぎること。
例えば脂質は1日の食事で十分とれているのにタンパク質が足りていない人が、どこかで体にいいからと聞いてミックスナッツをお皿山盛りに食べていれば、脂質の取りすぎとオーバーカロリーになり、脂肪が増えていきます。
タンパク質は相変わらず足りていないので、筋肉は徐々に減っていく。
減る筋肉、皮膚、増える体重、腹囲、たるみ。
姿勢は猫背、脚は細くガニ股、もしくはO脚がよりひどく。
となると腰や膝に負担がかかり、腰痛や膝痛につながります。
何事もバランスが大事です。

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