血管プラーク

血液中の中性脂肪が増えると、血液ドロドロの状態になります。
そうすると、血液が固まりやすくなり、血管プラークが出来やすくなります。
血管プラークとは、血液中のコレステロールなどが沈着したものです。
血行が悪くなり、石灰化や動脈硬化につながります。

喫煙者の血糖値や中性脂肪の値は高く、動脈硬化に繋がりやすい要因の一つとされます。
タバコを吸うと、血管を収縮させ、血行が悪くなり、体温も下がります。

このほか中性脂肪の数値が基準よりも高くなる原因は、食べ過ぎや飲み過ぎ、運動不足なども言われていますが、病気や遺伝的な要因もあります。
病気では、脂質異常症、糖尿病、ネフローゼ症候群、膵炎、甲状腺機能低下症などの可能性もあります。
この場合、必ずしも肥満とは限りません。
痩せて見えていても、血管プラークはできます。
血管プラークがあると、そこの血管が収縮した時に、その先にいく血液量が減り、血行不良になります。
酸素や栄養がきちんと隅々まで運ばれず、老廃物が溜まりやすい状態です。

さらにプラークが破れて、そこの血管が詰まったり、そこで剥がれたものが血栓として流れて詰まると、脳梗塞や心筋梗塞を起こすこともあります。