肥満と血管
肥満の定義は体重だけでなく、体脂肪率も重要です。
BMI25以上であったり、体脂肪率が男性だと25%、女性だと35%以上であったりを指標としています。
内臓脂肪が多い場合、男性だと腹囲85cm、女性だと90cm以上ある状態を肥満としています。
内臓脂肪が多くなると、中性脂肪が増え、血圧が上がりやすくなり、血栓を作りやすくなり、インスリンの効きを悪くしたりする物質が出てきて、脂質異常症や高血圧や糖尿病につながります。
脂質異常症は、コレステロールや中性脂肪などの血中の脂肪が増え、それによって血管が硬くなったり、狭くなったり、動脈硬化につながります。
脳卒中や心筋梗塞などのリスクが上がるということです。
血管の健康を考えると、肥満は改善したほうがいいんですよね。