血管と肌

血行不良だと肌が乾燥します。

皮膚のダメージを受けた細胞は、新しく作られた元気な細胞に代わります。
その新しく元気な細胞を真皮幹細胞といいます。
真皮はコラーゲンやエラスチンなどによって支えられていて、これがハリのある肌を保っています。
これらは、線維芽細胞によって作られています。
その線維芽細胞は、真皮幹細胞によって作られています。
真皮幹細胞は、血管のそばにあり、血流がちゃんと滞りなく流れていると線維芽細胞を生み出す力が高まります。
血管の中にもコラーゲンやエラスチンはあり、血流が滞ると血管の機能も衰えます。
毛細血管が弱るほど、真皮幹細胞も維持しにくくなり、コラーゲンなどを生成しにくくなります。
コラーゲンやエラスチンの産生が低下すると、皮膚の保水機能が下がります。
肌のターンオーバーの周期が乱れ、乾燥の他にバリア機能が落ちたことで、シミ・シワ・たるみ・ニキビなどの肌トラブルが現れやすくなります。

血行がいい状態が、丈夫で綺麗な肌をつくります。