行動経済学

イスラエルの経済学者の実験で、子どもを迎えに来る保護者の遅刻に対して罰金を課した実験をしたところ、遅刻が大幅な増加をしたそうです。
その理由として取り上げられるのが以下の理由だそうです。
「罰金の導入前に保護者の遅刻を抑制していたのは、「社会規範」だったのではないか、というものである。
保護者たちは、罰金導入前は「保育園との契約は午後4時までの期間しかカバーしていない。その後、先生たちは寛大に対応してくれている。その忍耐力につけこむべきではない」と考えていた。
だが、罰金導入後は「先生は、閉園後も子どもの世話をするが、それには対価が払われる(「罰金」と呼ばれているが)。
だから、このサービスは必要なだけ使える」という市場取引としての行動に置き換わったのでは、という」
保育園「遅刻に罰金科すと、さらに遅刻増えた」訳

実際にするかどうかはともかく、サロンを利用される方には、前日以降の変更の場合はキャンセル料をいただくと記載しています。
これまでの経験から、魔除けのようなものです。
難しいもので、そうすると、二日前までのキャンセルは何度でもしてもいいと解釈されてしまうことがあります。
何もしていなかった頃は、そういうことがなかったので、なんでかな〜?と不思議だったのですが…どうも、行動経済学的に免罪符になってしまっていたようです。
上記の記事、最後の方が話がまた面白いので、よろしければどうぞ最後までお読みください。