骨と塩
塩分からとるナトリウムは、人体に必要なミネラルです。
細胞外液の浸透圧をコントロールして保っています。
ナトリウムをとりすぎると、腎臓がカリウムとナトリウムの濃度を一定に保とうとして、余分な水分を溜め込みます。
そうすると、手や腕、足や脚がむくんできます。
体内の水分量の増加で血管内の血液の量も増え血圧が上がりやすくなります。
水分量が増えると、尿の量が増え、排泄されるカルシウムの量も増えるので、骨粗鬆症になりやすくなります。
1日あたりの摂取量の目標値は男性で8.0g未満、女性で7.0g未満とされています。
日本食は塩分濃度が高いので、越えやすいですよね。
カリウムはナトリウムの吸収を防ぎ、排出を促してくれます。
野菜、昆布やひじきなどの海藻、納豆などの豆類、乳製品、肉、魚、バナナや柿などの果物に多く含まれます。