ストレッチを続ければ

年齢を重ねると、身体が硬くなるといいますが、子供の頃から柔らかかった自分もずいぶん硬くなりました。
前屈は痛みもなく、ベタっと床に身体をつけられたのに、腿の裏に突っ張った痛みを感じるようになり、いつしか身体を床に近づけるだけで痛むように…
それに気づいてから、毎日ストレッチを続けて数年経ちますが、いつの間にかまた床に身体をつけられるようになりました。(伸ばしている最中の痛みはありますけどね)

毎日ストレッチを続けられたのは、身体を柔らかくしたいという思いがあったから…といったことではなく、自分の場合は怪我や痛み予防のためです。
関節が痛いと、どこかに出かけることも嫌になり、機動力が落ちます。
それは辛いので、そのためならストレッチ中の痛みは耐えられます。
腰痛や、股関節痛、膝痛などの予防になりますしね。

骨が変形したら治らない、痛みがおさまることはあっても。なおるわけではない…と言いますが、痛みの原因が骨や軟骨ではなく、筋肉だったのなら、ゆるめれば痛みはおさまりますからね。

人はバランスよく過ごそうと心がけても、癖があるので、偏りがあるものです。
それはどうしようもない。
なので、その日の疲れや偏りは、その日のうちに解消するに越したことはないのです。
もしもその日にできなくても、せめてその週のうちには解消するようにしたいものです。
ストレッチは毎日、マッサージはあまり間をおかずに定期的に受けることを推奨するのは、そのためです。
硬くなればなるほど、ゆるめるのに時間がかかりますし、他部位への影響も大きくなります。
ひどくなると、医療費が嵩むようなことになりかねませんし。
考え方次第ですが、初期に手間をかけた方が結果的に簡単で早くお得に収まるかもしれません。