ビタミンE

丈夫な皮膚を作るためにまず大事なのは、タンパク質です。
そのほかにビタミンやミネラルも重要です。

ビタミンEは脂溶性ビタミンで、抗酸化作用があり、血管を健康に保ち、血中のLDLコレステロール(悪玉コレステロール)の酸化を抑えたり、赤血球の破壊を防いだりしています。

ビタミンEが不足すると、神経や筋肉に障害がみられることがあります。
血行不良になり、冷えやそれによっておこる不調をおこしやすくなります。
また抗酸化作用が低下し、血液中のコレステロールも酸化しやすくなり、動脈硬化の原因にもなります。
ビタミンEは、アーモンド・ヘーゼルナッツなどのナッツ類や、小麦麦芽油・ひまわり油などの植物油、大豆や緑黄色野菜、あんこうの肝、ウナギなどに多く含まれます。

過剰摂取については、通常の食事では心配はないとされています。
サプリメントなどでとりすぎると血液が止まりにくくなります。
また骨粗しょう症のリスクが上がるのではないかとも言われています。