体操とストレッチと筋トレ

運動と体操とストレッチと筋トレの違い、わかりますか。

運動とは身体を動かすことの総称です。
体操もまた身体を動かす運動の総称です。
ストレッチとは、stretching、筋肉を引っ張って伸ばすことを言います。
筋肉の柔軟性を高め、関節可動域を広げるだけではなく、呼吸を整え、精神を安静にする効果も期待できます。
筋トレとは、筋肉トレーニングのことで、筋肉の力や持久力を維持向上させたり筋肉を大きくする目的の運動のことです。

年齢を重ねるにつれ減ってくる筋肉を維持し増やすためには、
お尻や太腿などの大きな筋肉を鍛えるのが最適です。
また、加齢にともなって筋肉が減って筋力が落ちることをサルコペニアといい、転倒や寝たきりの原因にもなっています。その予防のためにも、重要なことです。
極端なダイエットを繰り返している方は、30代でも筋肉の量が少なく、運動習慣のないまま年齢を重ねていくと、高齢者になる前に転倒しやすくなり、寝たきりの可能性が高くなります。

週に三回、一回10分くらいの筋トレを正しい姿勢で続けると効果的です。
筋肉は休んでいる時に強くなるので、きちんと休みましょう。
トレーニングのし過ぎは、関節を痛めたり逆効果です。

またちゃんとやっているつもりなのに効果がないのは、方法を間違っているかもしれません。
ちゃんと指導してもらうことが望ましいとされます。
そして効果が出たらやめるのではなく、ずっと続けるつもりでいてください。
年齢を重ねるごとに筋肉は減っていきます。
無理なく、時々内容を変えながら、ずっと続けていきましょう。
やる気は始めないと出てこないので、なんとなくやる気が湧かなくても習慣化して動き出すようにするのが大切です。