予防とコスト
体調を崩したり、どこか痛めると、つらいのも痛いのも嫌ですが、お金もかかります。
出費をできるだけ抑えて、心も身体も元気に暮らしたい。
これを実現するには、予防が大事です。
歯痛だってそうです。
虫歯が痛くなるまで気づかないと、相当の痛みで何も手につかなくなり、眠れなくなり、仕事の効率は地に落ち、治療に数度通い、医療費がかかります。
それならば、フッ素配合の歯磨き粉、フロス、薬用マウスウォッシュを日頃から行い、定期的にクリーニングした方が、トータルで時間も労力も医療費もかかりません。
腰痛がおきたら、痛みで行動範囲は狭まり、腰痛のための器具や市販薬を買い、病院へ行けばレントゲンやMRIを撮り、あまりにひどければ手術だが、様子を見ましょうとなっても痛みは出て、日常生活に支障、仕事内容も変えなければならなくなり、転職する場合も…と金銭的負担が大きくなっていきます。
それならば、定期的に有酸素運動もするし、筋トレもするし、ストレッチは欠かさないし、施術で筋肉を緩める方が、精神的にも肉体的にも金銭的にも負担は軽いものです。
エアコンと熱中症もそうですね。
電気代を気にしてエアコンを使わないで、熱中症で入院したら電気代以上の医療費がかかりますし、熱中症の度合いによっては中枢神経障害になります。
頭痛、めまい、倦怠感、記憶力低下、集中力低下や睡眠障害などの症状が長期間残ります。
確かに電気代は上がりましたが、極端な節約は節約どころの話ではなくなることもあるということです。
一定のラインを超えたら、不可逆的に変化が起きています。
もう元には戻らないということです。
どうにかするために時間と労力とお金がかかります。
予防は、自分の身体を労わることです。
一見面倒くさいように見えて、対策しないでおきたことの方が、はるかに面倒なことになりますから、予防のための作業をルーティーンワークにしてしまうことをおすすめします。