リサイクル?

10年くらい前のアメリカのアパレル業界に関して書かれた本があります。
アメリカのアパレル製造業は拠点をアジアに移してから、ファストファッション(格安衣服)か高級ブランドの両極端になってしまったとか。
ミドルレンジのブランドは昔はデパートにあったそうですが、デパートそのものがほぼなくなってしまったとか。
そして、ファストファッションの不要になった衣服をリサイクルに出しても、それが渡った先のアフリカでも売れ残り、多くの衣服が焼却か埋立に周り、環境汚染に繋がっている現実について書かれています。
この本は10年ほど前のものですが、いまだにアフリカに不要な衣服を送り続け、現地の環境を破壊し続けています。

「世界中の善意がアフリカの産業を殺している」古着リサイクルに秘められた不都合な真実

自分が着ない衣服をリサイクルショップに持っていくと、捨てるよりもいいことをしている気になりますが、最終的に迷惑になる上、環境破壊しているかもしれないということに。

売り物にならない服は再利用されるので、横浜市の資源回収の古布に出した方がいいものもありそうですね。
ちなみに革のジャケットや、ダウンジャケットなどは古布ではなく、燃えるゴミだそうです。
素材が違うので再利用もできないのだとか。
不要な衣服は、知り合いに押し付けるとありがた迷惑になりやすいですし、メルカリなどで本気で必要としている人の元へ行くのがいいんでしょうね…難しいですけども。

資源回収日に出した古着はどこへ!? 横浜の最新「古布」リサイクル事情を追う!

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