筋肉は減る

いつも同じことを書いています。
世の中には長文を読まない、読みたくない人が多いので、ブログの長文は嫌われるそうです。
でも、書きます。
しつこく書くことで、これまでにも運動を始めてくれたり、姿勢の歪みを放っておくヤバさに気づいてくれることがありました。
タイミングが今でなくとも、その人にとって必要なタイミングで出会う文章で、何か変わるきっかけになるかもしれませんし…

中年期以降は、徐々に筋肉が減ってきます。
運動習慣がないと、年に1%ずつ減るといわれます。
月に約0.08%ですね。
大したことはない、ようでいて10年経てば10%です。
運動習慣のない方まま60歳になれば、若い頃より20〜30%減っている可能性があります。

そんなこんなで、筋肉が減ると、減った筋肉で生きていくことになります。
例えばふくらはぎでしたら、筋肉を収縮することで血流を促しているので、筋肉が減るとその働きも低下します。
あしが冷えやすくなったり、つりやすくなったりします。
それから、単純に疲れやすくなります。

姿勢が悪くて、歩き方に癖があると、ふくらはぎの使う筋肉に偏りがあり、筋肉が少なくなるとすぐ痛くなります。
そのまま時間が経つと、膝に負担がかかり、股関節痛や腰痛に繋がります。

ですが、筋肉は増やせます。
幾つになっても、筋トレは意味があります。
筋肉を増やすのに必要なことは、栄養と運動(筋トレ)と休養です。

栄養は、タンパク質です。
肉類、魚類、卵、大豆製品などに多く含まれています。
タンパク質は、体内に溜めておけないので、食事のたびに摂取することが望ましいとされます。
タンパク質は、体を形作るために必要な栄養素なので、不足するとどんなに鍛えても筋肉は増えませんし、皮膚は弱り、衰えます。
運動(筋トレ)は、その方によって必要な種類、回数など変わりますが、運動習慣がない方は無理しないで、ウォーキングやその場でもも上げなどから始めていいです。
休養は大事で、運動しすぎは筋肉が減ってしまって、増えません。
筋肉はトレーニングで傷ついた筋繊維が回復する時に増えるので、休養が足りないと、増えません。
トレーニングのしすぎで疲れて、交感神経が昂って、睡眠が阻害されるまで頑張るのは、本末転倒になります。