首こり
頭の重さは、ボーリングの球と同じくらいの重さがあります。
その重い頭を支えたり動かしたりして、首周囲の筋肉への負担は大きいものです。
加齢によりホルモンバランスが変わると、筋肉の緊張が増します。
また加齢によって筋肉が細くなると負担が増し、コリが出来やすくなります。
首の筋肉の隙間には、脳や脊髄の神経が走っています。
首こりがひどくなると、周囲の血管や神経を圧迫して、痛みや不調の原因になることがあります。
首の骨は自然に湾曲し、その周囲の筋肉で、かかる負担を調整しています。
首を前に出すような不自然な姿勢を続けると、筋肉が硬くなりコリがひどくなります。
スマホを長時間使用する、パソコンなどデスクワークで座り続ける、料理や庭仕事など、下を向いて頭を前に出したような姿勢を続けると、首の筋肉が過度に緊張します。
こうした作業をするときは、こまめに簡単なストレッチをするなど、姿勢を直すようにして、長時間不自然な姿勢を取り続けないようにしましょう。
また、定期的に首の後ろの筋肉を、鍼灸マッサージなどで緩めるようにすることは、首こりからくる不調の予防につながります。
ただし、腕の力で押す強いマッサージを受けたり、素人やセルフマッサージを首に施すことはやめてくださいね。