血行
運動不足が続くと、筋肉がどんどん硬くなります。
身体が硬くなると、柔軟性がなくなり、動きにくくなり、怪我をしやすくなります。
筋肉に疲労が溜まり、硬いままだと血行が悪くなります。
筋肉が柔らかくほぐれていると血行がよく、酸素や栄養、熱が身体に行き渡ります。
それがひどくなると、冷え性になります。
血行が悪いことで、熱の運搬が減ると、病気ではなくても調子が悪くなります。
それがひどくなると冷え性と呼ばれます。
西洋医学では、冷えは病気ではないので、治療することはありません。
ですが、調子が悪いと実感する人は多いと思います。
特に筋肉量の少ない女性は、冷え性の方が多いですね。
はりは、髪の毛よりも細いものを皮下組織に刺入します。
きゅうは、米粒より小さく捻ったモグサを台紙の上にのせ、燃やします。
どちらも皮膚に対して微小な物理的な刺激を与え、それに神経が反応し脳に伝わります。
血管拡張、炎症作用、免疫反応などがおき、それによって、血流改善、炎症の鎮静、免疫機能向上などの効果があらわれます。
微小な刺激ですが、マッサージよりも刺激量としては多いので、うまく利用すると、より効果が上がります。