未病と病気と予防
未病とは病気ではないが、健康でもない状態を指します。
調子が悪いのに検査では何も見つからなかったり、自覚症状がないのに検査数値が悪かったり。
未病を治療することで、病気になることを防ぐことは、東洋医学で最も重要とされます。
紀元前の中国には、とある名医は未病の状態の時に治してしまうがゆえに無名であるといった逸話があります。
動脈硬化、高血圧、高脂血症、血糖値上昇、インスリン抵抗性…などなど。
生活習慣病になる前は未病の状態があるので、そのときに食生活や睡眠や運動などの生活週間を見直せば、病気にならずにすむかもしれません。
(*持って生まれた体質も関係しますので、必ずではありませんが…)
自律神経が乱れるといい睡眠を取りづらくなるので、夜に副交感神経を優位になるよう鍼灸で整えたり、運動習慣で疲労が溜まったら、鍼灸で筋疲労の回復を助けたりして、鍼灸をうまく利用していただくと病気の予防に効果的です。