筋肉量と見た目

25歳頃から自重の筋トレや体操、ストレッチなど内容を徐々に変えながら、ゆるーく続けています。
かつて同僚に、「夕食抜いたらすぐ痩せたよ。あなたはいろいろやってるのに痩せないね」と言われたことがあります。
言い方…まぁ、痩せるためにしてませんからいいんですけどね。

確かに、筋トレや体操、ストレッチだけしても体重は減りません。
ただ、筋トレをして筋肉を増やすと印象は変わります。
全く運動しない腹筋が少ない状態だと同じウエストでもぷよぷよと脂肪がつまめますし、体幹の筋肉がつくと自分比で引き締まった印象になります。
遠い昔の話ですが、同級生で同じ身長の155cm、40kgの人と45kgの人がいました。
45kgの人は幼い頃からとあるスポーツ競技を続けていたので、姿勢も良く脚もまっすぐで、かなり細く締まって見えました。
一方で40kgの人は体脂肪率が高く、もちろん細いことは細いのですが、猫背(筋肉量が少ないと、いい姿勢をとり続けられないので猫背になりやすい)とO脚(太ももの内側の筋肉が維持できない)で外側に大きく張った脚のせいか、痩せて見えるのは45kgの人だったので、筋肉量でこんなに見た目に影響するんだなぁと実感しました。

ところで冒頭の同僚ですが、夕食抜きダイエットはいつの間にかやめていて、体脂肪率が高いままリバウンドしていました。
50代だったので元に戻るだけでは済まず、ダイエット前よりたくさんの脂肪が増えました。
この年代でそうなると、血管や内臓にも負担がかかります。
運動嫌いの食べないダイエットって、健康にも美容にも良くないですね…