バランスのいい食事

『バランスのいい食事』のバランスとは何か。
まずはPFCバランスが大事です。

Pはタンパク質(protein)、Fは脂質(fat)、Cは炭水化物(carbohydrate)のことです。
長寿のバランスは、炭水化物が5〜6割、タンパク質が1.5〜2割と脂質が大体2割ほどです。

量ではなく、全体の割合なので、そんなに食べていないのに太るという方は、思っていたより脂質を多く摂っていたり、ほとんどが糖質だったりして、バランスが悪い可能性があります。

炭水化物は、糖質と食物繊維のことです。
砂糖ではなくてもお米やパンや、じゃがいもサツマイモなどの芋類は糖質です。
醤油のお煎餅もあられも糖質です。
また、果物も果糖という糖質が含まれています。
果物にはビタミンやミネラルが含まれているので、適量を食べるのはいいのですが、健康にいいんでしょ、と大量に食べると糖質の摂りすぎになります。

ほとんどの場合、意識してとらないとタンパク質不足になりがちです。
肉、魚、大豆製品、乳製品などに多く含まれています。
タンパク質は体内に貯めて置けないので、少しづつ摂取する必要があります。
足りなくなって身体がエネルギー不足になると、筋肉を分解してエネルギーに変えようとします。
減った筋肉を戻すのは大変です。
一日の必要量は、体重の1kgにつきタンパク質1gです。
厳密に測らなくても、食事を選ぶときは少し意識してみてください。

必要な栄養素を過不足なく摂れると、疲れにくくなりますよ。