プロテインとアミノ酸とタンパク質

以前、健康にいいと薦められたものはなんでも試していた方が、ジムで薦められたプロテインパウダーを飲み、知人に薦められたアミノ酸サプリメントを飲んでいました。
70代で元々身体が弱かったため、内臓の負担になるのではないかと心配しても、やめようとしなかったのですが、ひどくお腹を下してからやめました。

プロテインはタンパク質のことで、タンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。
タンパク質が含まれる食材は、肉・魚・乳製品・卵・大豆などです。
プロテインとはタンパク質のことですが、商品のプロテインとは、パウダーやクッキー状のバーなど栄養補助食品として売られています。
アミノ酸を含む食品は、アミノ酸のサプリメントや飲料などがあります。

タンパク質は大事な栄養素で、毎日必要な量を摂った方がいいのですが、
食事で摂りすぎると、脂質も多く摂ってしまいがちです。
タンパク質を含む食品に脂質を含むものが多いためです。
さらにタンパク質の摂りすぎは、腎機能を悪化させることがあります。
足りないと筋力が衰えるし、過剰に摂取すると身体に悪いですし、適量を心がけたい栄養素です。
といっても、ほとんどの方は不足していることが多いので、変に怖がって食べる量を減らすのは止めてください。
一日の必要な量は、標準体重の1kgあたりタンパク質1g。
標準体重は、身長(m)×身長(m)×22で計算します。
155cmの方なら,52.85kgということで、必要なタンパク質は約53gです。
(例:マサバ100gに含まれるタンパク質は約20g。卵一個[50g]に含まれるタンパク質は約6g)

ちなみにプロテインとアミノ酸食品の違いは、吸収スピードにあります。
プロテインが1〜2時間かかるところを、アミノ酸飲料などでは30分で吸収されます。
運動時などにBCAAなどのアミノ酸飲料を飲むと疲労が軽減されるとのことです。