何で意味がないのか…
エラスチンは食べても飲んでも、塗っても意味はありません。
それはエラスチンはタンパク質なので、食物を食べたりサプリメントを飲んで体内に入ったら、アミノ酸に分解されるためです。
元が何であろうとアミノ酸に分解されたら、それがどこで何に使われるか選べません。
また、分子が大きいので、塗っても吸収されません。
そもそも水に溶けにくいという性質があるとのことで、研究段階のようですから、今現在で有効なものは存在しないということです。
コラーゲンと大体同じですね。
コラーゲンで違うポイントは、コラーゲンを食べたり飲んだりすると、一部がアミノ酸まで分解されずにコラーゲンペプチドとして体内で利用されるという点です。
でも、これは本当に極々少量ということで、意味があるのかというと…
タンパク質を含む食材を1日に必要な量食べることのほうが有効なのではないかと思われます。
16、7年前に初めてすっぽん鍋を食べました。
変な癖がなく、美味しくいただきました。
すっぽんは昔からコラーゲンやエラスチンが含まれ、美肌にいいと言われています。
翌日同僚に肌がツヤツヤだね!と言われました。
…思い返すと、その同僚にはすっぽんを食べに行くという話をしていたので、多分思い込みなんだろうと思います。
とはいえすっぽんには豊富なアミノ酸、ビタミン、カルシウムなどのミネラルも含まれていて、滋養強壮にいいことは確かです。
健康や美肌を気にするなら、タンパク質を必ず摂ることを意識したらいいのではないかと思います。