ビタミンDと糖尿病

ビタミンDと糖尿病は関係あるのか、ないのか…はっきりとはしませんが、気にして悪いことはないという感じですね。

「ビタミンDを十分に摂っている人は、糖尿病のリスクが低い傾向がある」(米国のタフツ医療センターなどの研究)

「血中のビタミンDのレベルが低い人は、高い人に比べ、2型糖尿病の発症リスクが1.72倍に上昇」(ノルウェー科学技術大学などが実施した、3,574人の成人を対象とした研究)

「ビタミンDのサプリが糖尿病の発症率を低下させることはなかったものの、インスリン分泌の低い人で血糖値が改善するなど、ある程度の有益な効果がみられた」(九州の産業医科大学などが実施した研究)

「ビタミンDのサプリメントの服用については、効果があるとした研究と、効果はないとした研究の両方がある」

「ビタミンDのサプリの補給により、BMI(体格指数)の低いやせている人では、がんによる死亡リスク、自己免疫疾患などが30~40%減少したことが示されたが、BMIの高い肥満の人では、こうした効果はあまりみられなかった」(米国のブリガム アンド ウィメンズ病院が、1万6,515人を対象に行った調査)

「ビタミンD」が糖尿病リスクを減らす 不足すると筋力低下・サルコペニアのリスクが高まる