日焼けと体力
もうそろそろ4月ですね。
徐々に5月に向けて紫外線の量が増えてきます。
紫外線といえば日焼けです。
日焼け予防というと、皮膚がんや美容の話になりがちですが、
今回は体力のお話です。
暑い日に直射日光を長時間浴びると、疲れ方が尋常じゃないなぁ…と感じます。
これは、気のせいではないのです。
日焼けは身体にとってはやけどと同じ扱い。
真っ先に皮膚の回復にエネルギーが使われます。
疲労回復は後回しにされるのです。
そうして、体力回復が遅れるので、いつも通り休んだのに疲れがとれないということになります。
直射日光を避けるために、帽子やアームカバーや衣服で覆うのは、日焼け止めを塗り直すよりも簡単です。
紫外線を通しにくいのは濃い色ですが、濃い色はその部分の温度が上がりますから、日差しの強い日にはつらいもの。
そこで役に立つのが、UPFの商品です。
UPFという数値を表記している衣類があります。
UltraViolet Protection Factorの略で、数値が高い方が紫外線をカット出来ます。
UPF50だったら、その衣類に当たった紫外線の量の50分の1が肌に到達するという意味です。
50分の1とは2%ですから、つまり98%紫外線をカットするということ。
UPF25で96%、UPF15でも93%カットします。
そのほか、日傘も手軽でいいですね。
日焼けは、カルシウムの吸収や免疫機能の働きを高めるビタミンDの生成に関わります。
全く避けることはよくないので、いい塩梅で付き合っていきたいですね。