わたしの腰痛対策

腰痛といっても、人それぞれ原因や対策は違うと思いますので、あくまで私の体験談としてお読みくださいませ。

実を言うと、2020〜2021年は腰痛がつらい年でした。
腰を屈めると、両足にだるさと若干の痺れを感じていました。
さらに、ちょとしたことで骨盤の関節に痛みが走ります。
その痛みが出ると数日は、寝返りが痛かったり、トイレに行くのもつらかったりで…
MRI検査をしたら、腰椎の椎間板に問題がみつかりました。
しかし、特に治療法もなかったので、通院することはありませんでした。
でも！つらいことに変わりはないわけです。

そこで私がしたことは……

・鍼とマッサージで姿勢の歪みを正すこと。
私の場合、長いこと無意識に右の中臀筋に負担のかかる姿勢をとっていたため、右側に痛みが出やすい状態でした。
そのため、他の部位も影響を受けていました。

・腰に負担をかける立ち方、座り方をしないよう、姿勢を直すこと。
そもそもなぜ中臀筋に負担がかかっていたのかというと、立ち方の癖があったためです。
これは単純にそちらに体重をかけていたからといった類のものではありませんでした。
自分の印象と身体の使い方にズレがあったためです。
そのことに気づけたので、それを自力で矯正しました。
座り方の矯正は、椅子に敷くシートを使用しました。
まず、この上記二つで姿勢の歪みはかなり改善されました。

そして、それを補強するようにしたのが、
・毎日の腰と骨盤に関わる筋肉のストレッチ。
・腰と骨盤の筋肉をバランス良く鍛えること。
そんなにキツイトレーニングではなく、適度に負荷を感じつつ、続けた方が腰が楽になるものを選びました。

これを地道に続けたところ、気づいたら腰を屈めてもだるさや痺れが出ることはなくなりました。
しかし、これを“治った”とは言えません。
疲れが溜まってきたり、うっかりすると、痛みが出ることはあるのです。
引き続き注意が必要です。
骨が変形すると、治ることはなく、それと付き合っていくことになる。
ただその状態とケアの仕方によっては、痛みなく過ごせるようになるということです。

本当に身体の使い方って大事ですよね……
言ってしまうと成長を終えたら、人は老化し続けるんです。
日々できることをし続けて、それに対抗していくことで、痛みやつらさを軽減できるのかなぁと思います。