腰痛と食事

トレーニングをしても、栄養素が足りないと筋肉は増えるどころか減ってしまいます。
筋肉が減ると疲れやすくなり、高齢の方は転びやすくなります。
正しい姿勢もとり辛くなりますので、腰痛や膝痛なども起きやすくなります。

筋肉増加に必要なのは、タンパク質・カルシウム・ビタミンD・糖質です。
タンパク質は筋肉の元アミノ酸になります。
骨格筋は骨がしっかりしていないといけないので、カルシウムも必要です。
カルシウムはビタミンDと一緒に接種すると吸収されやすくなります。
また、ビタミンDの低下で高齢者の筋肉が低下したり筋萎縮を引き起こすこともわかってきています。
ビタミンDが不足している高齢者は転倒リスクが高くなります。
活動のエネルギー源になる糖質が不足すると、筋肉が分解されて減ってしまうため、適度な糖質は筋肉を減らさないためにも必要です。

魚介類は、タンパク質もカルシウムもビタミンDも含まれています。
きのこ類にはビタミンDが含まれ、特にマイタケには多く含まれています。
もちろんお肉や卵なども良いですね。

食事の回数を減らすと、タンパク質不足になりがちです。
時間がなくて簡単なものしか食べられないという時は、牛乳・ヨーグルト・チーズなどの乳製品や、納豆・豆腐・きなこなどの大豆製品などをとってみてくださいね。