腰痛体操⑤
お尻の筋肉は加齢とともに減ってきます。
すると、骨格を支えている筋肉が減ったことで正しい姿勢でいると疲れやすくなり姿勢が崩れてきます。
そうして腰痛や背中、肩こりなど起きやすくなります。
人は誰でも年をとります。
そうなると筋肉の繊維そのものが細くなりますし、数も減ります。
必ず減っていきます。
しかし、絶望しなくてもいいのです。
若い頃何もしなくてもあった筋肉は年齢とともに減りますが、何歳からでも鍛えると増えます。
大体30歳頃から減っていくので、トレーニングや運動習慣を身につけていると、何もしない同年代よりも筋肉量は多いのです。
そういうわけで、お尻の筋肉も鍛えましょう。
自宅で簡単にできる運動は、お尻歩きです。
脚を伸ばして床に座り、背筋をのばして、両手は胸骨のあたりに置きます。
左右のお尻を動かして前に進みます。
突き当たったら、後ろに進みます。
腰痛体操の初回に出てきたこの運動も、お尻と太ももの筋トレになります。
仰向けのまま、膝を曲げる。
深呼吸を続ける。
背中を床につけたまま、お尻を持ち上げてブリッジ状にする。
ゆっくり元に戻して繰り返す。